米映画「ミッション:インポッシブル」シリーズなどで知られる俳優アレック・ボールドウィン(62)に、7人目の子供が誕生した。前妻の女優キム・ベイシンガーとの間に女優でモデルのアイルランド・ボールドウィン(25)がいるほか、2012年に再婚した妻でヨガ・インストラクターのヒラリア夫人(37)との間にもすでに5人の子供がおり、62歳にして7人のパパとなった。

ヒラリア夫人が1日、インスタグラムに第6子となる女の子ルシアちゃんの写真を投稿し、家族が増えたことを発表。ボールドウィンも自身のSNSに7歳の長男カルメル君、5歳のラファエルちゃん、4歳のレオナルド君、2歳のロメオ君、生後半年のエデュアルド君がヒラリア夫人とルシアちゃんを囲む家族写真を投稿し、スペイン語で「いとしい人」とコメントを添えて誕生を喜んでいる。

しかし、ヒラリアさんは昨年9月に第5子となる4男エデュアルド君を出産したばかりで、ボールドウィンの投稿した写真でもルシアちゃんの横に少し大きなサイズのエデュアルド君が並んで寝ている姿に違和感を覚えた人も多かったようで、子供の母親を巡って炎上する騒ぎとなった。「母親は誰?」「彼女は妊娠していなかったよね?」などとわずか半年で妊娠・出産ができるわけがないと指摘するコメントが殺到。さらには「地球上のすべての家族に6人も7人も子供がいたらどうなるか想像したことある? 生き残るための食料も水もなくなる」とネガティブなコメントまであり、キレたボールドウィンが「黙りやがれ! 余計なお世話だ」と書き込んで反撃する事態となっている。

ヒラリアさんは19年に妊娠4カ月で第5子となるはずだった女の子を流産したことを公表し、「今回は生まれてこれなかったけど、またの機会に妹を作ってあげたい」と女の子を切望していることを明かしていた。米メディアはルシアちゃんは代理出産で誕生した可能性が高いと伝えている。

(ロサンゼルス=千歳香奈子)