NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の23日に放送された第31話の平均世帯視聴率が15・9%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第5話の17・0%だった。平均個人視聴率は8・8%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子はレストランでの仕事始めから、厳しい連続勤務を言い渡された。オーナーの房子(原田美枝子)は、何か暢子に因縁があるようだ。シェフの二ツ橋(高嶋政伸)に心配されながら、暢子は絶対にくじけないと誓い働き始めるが、多忙をきわめてんてこまい。へとへとになるが10連勤をやり遂げた。そこへ、沖縄から砂川智(前田公輝)がやって来る。東京で食品卸の仕事が決まったという。

沖縄やんばるの実家では、姉・良子(川口春奈)が、友人の石川(山田裕貴)への思いがありながら、金吾(渡辺大知)からしつこい求婚を受け続ける。