さだまさし(70)が1日、横浜・緑山スタジオで、有村架純(29)中村倫也(35)がダブル主演するTBS系連続ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(8日スタート、金曜午後10時)の制作会見に出席した。

同作は司法試験に4度落ちた東大卒のパラリーガル・石子(有村)と、1度で司法試験に合格した高卒弁護士・羽男(中村)のコンビが珍トラブルに挑む物語。

有村の父親役を演じるさだは、先月21日に始まった全国ツアー初日の数日前にドラマのロケがあり、ギターを持参してツアーの準備をしたという。「1回も人前で弾いたことない曲が、5曲くらいあったの。その中で1回も弾いていないギターの曲があったから、あさって本番みたいな時だったから、ちょっとオレ弾けるかなってギター持ってきて、こそこそ練習したね。それで、こそこそ練習してみんなにうるさいかなって思っていたら、(セリフ)覚えているのに脇でギターならされるとイラってするだろうなって顔色伺いながらやったら、最高の現場すねっていってくれたよね」と中村に顔を向けた。

中村は「一生この部屋にいたいと思いました」。有村も「時間の流れが変わりました」と主演の2人を魅了した様子だった。司会を務めたおいでやす小田も「まじで優雅な時間でした」と振り返ったことから、現場にいなかったという赤楚衛二も「是非緑山(スタジオ)でもおねがいします」とリクエストしていた。