木村拓哉(49)が26日、都内で行われた「日本初1試合予想くじ『WINNER』発表会」に出席した。同くじアンバサダー(大使)に就任し、同日夕方から放送のテレビCMに出演する。

「WINNER」はJリーグとBリーグなどを対象に、1試合を選んで結果や点差などを予想する一口200円のくじ。CMでは、木村が試合観戦をしながら応援に熱中し、勝敗のゆくえに思いをはせて手を組んで祈ったり、ゴールに歓喜したりする。

発表会にはスーツ姿で登場した。「今ファッションだったり、いろんな分野でアンバサダーという言葉が使われまくっているんですが。今回もその役割を担わせていただけるということで、参加させていただきます。よろしくお願いします」とあいさつ。「totoというスポーツくじの存在は知っていたんですけど。自分自身、ジャンル問わずスポーツ全般の大ファンなので、何かしらの形で自分にできることとしてスポーツに携われるんだったら、やさせていただきたい、おもしろそうだなって思いました」と説明した。

CM撮影について「監督もフリーな方で、『実際の試合が行われる時の言葉や感情を本番で1回やってみてください』って言われたので、割とフリーでした」と振り返った。「限りなく普段に近いです。『見ない方が決まるんだよな』っていうところだけ、台本だったんですけど。自分としては、ソファにふんぞりかえって見ているよりは、うつぶせで画面を見ているほうが(ゴールが)決まるっていうジンクスがあります」と笑顔で明かした。

学生時代はバスケ部に所属していた。「テクニカルな部分とか、あんなに疲れるスポーツはないんじゃないかな、って部分とか、見ていてもすごいなって思わされることがたくさんあります」と伝え、「今全日本は女子も、すごく調子がいい。男子の監督に就任された方の、とにかくスリーを打てっていうあの戦術はすごいなって思いました」と話した。

「WINNER」ではJリーグは点数や勝敗、Bリーグでは勝敗や点差などを選んで予想する。木村は「自分が応援したいと思っているチームを1試合の単位でチョイスできるのは、すごくおもしろそう。たとえ外れた場合でもクラブチームに還元されるのは新しいなと思いました」と明かし、「サッカーに関しては、点数はなんとなく想像がつくんですけど、バスケはあれだけ攻守が入れ替わるので、難しそう。でも『何点差から何点差』っていう(選択)枠がクリアにあるので、一度WINNERを使ってみないとわからないかなと思います」と呼び掛けた。

この日はアスリートたちともトークを展開。卓球で21年東京五輪混合ダブルス金メダルの水谷隼氏(33)の言葉を聞いて、木村は「『金メダルとった』って、金メダルとった人しか言えないコメントですからね。こういう場でさらっと言えるのが、すばらしいなと思いました。カッコいいですね」と称賛していた。