乃木坂46賀喜遥香(21)が、今年の漢字に「笑」を選び、「笑顔に囲まれた、笑いにあふれた1年」を振り返った。年末をもっての卒業を発表している齋藤飛鳥(24)への思いも語った。

加入4周年を迎えた4期生。8月発売のシングル「好きというのはロックだぜ!」で、自身2度目となるセンターを務めた。恒例の「真夏の全国ツアー」でも中心となって活躍した。本編ラストはセンター曲「君に叱られた」で、笑顔で締めくくるような構成だった。「先輩方が卒業していく中でも、応援してくださる方々に『やっぱ乃木坂最高』『これなら大丈夫だ』『これからも楽しみ』って笑顔になってもらいたい、という気持ちでした」と振り返った。

特に印象的だったのは、ツアーファイナルとなった東京・神宮球場公演という。3年ぶりの神宮ライブで「花火が上がった時、客席の皆さんも上向いて笑顔だし、メンバーもみんな笑っていたし、『何ていい空間なんだ!』と思いました。あれは忘れられないです」と笑った。

今月16日午後11時20分から最終回放送を迎えるテレビ朝日系「最初はパー」に、芸人役で連ドラ初出演を果たした。「笑いというものについてたくさん学びましたし、笑う側にも、笑いを届ける側にもなりました。笑顔に囲まれた、笑いにあふれた1年でした」と明かした。

大みそかには8年連続出場となる「NHK紅白歌合戦」を控えている。先輩の1期生、齋藤が年末をもっての卒業を発表しており(卒業コンサートは来年開催予定)、大きな節目となる。「泣いちゃうと思うんですけど、笑って送り出したいです」と意気込んだ。

「先輩方が卒業される時、卒業しても大丈夫だって後輩を頼りにしてもらいたいから、できるだけ泣きたくないです。『行かないでください~』って寂しがるより、『任せてください! 大丈夫です!』って気持ちで、送り出したいので、笑顔でパフォーマンスできれば。最高の乃木坂をお見せできたらと思います!」

「笑」の2022年らしく、笑顔で締めくくる。