土曜日の朝、シャルフジンの追い切りに騎乗した宮下厩務員に話を聞いて予想の迷いが消えた。「羽田盃の時は気合が乗りすぎていた。使ってガス抜きができたような感じ」。これなら距離はこなせそうだ。

◆大井11R東京ダービー 昨年はヘニーヒューズ産駒のアランバローズが勝利。逃げて2着に惜敗した羽田盃からの距離延長が不安視されたが、ダービーを逃げ切った。◎シャルフジンもヘニーヒューズ産駒の先行馬。今年もあの展開にならないだろうか。昨年の2着はギャルダル。勝ち馬は捉えられなかったが、早めに動いて後続の追い上げは封じた。イメージが重なるのは○イルヴェント。昨年のVTRのような2頭のワンツーに期待だ。馬連(7)(12)。

だが、そうはうまくいかないのも競馬。若干でも流れが速まれば、猛追しながら3着に終わった昨年のブライトフラッグのようなタイプも差し切れていい。それがスイッチの入った時の▲ライアンなのか、今回は自分のペースで行くという☆クライオジェニックなのか。どの馬が勝っても不思議ではないメンバーだけに3連単軸2頭マルチ(7)(12)-(4)(13)(3)(9)(11)(15)も買ってみたい。【牛山基康】