羽田に到着してタラップで五輪旗を振る小池百合子都知事(撮影・丹羽敏通) 拡大写真

 リオデジャネイロ五輪の閉会式で2020年五輪を開催する東京に引き継がれた五輪旗が24日、史上最多41個のメダルを獲得した日本選手団の本隊と共に羽田空港に到着した。ファンファーレが流れる中、東京都の小池百合子知事が全日空機から姿を現すと、タラップの最上段で五輪旗を掲げて大きく振った。

 小池知事は空港での歓迎式で「五十数年の時を経て東京にフラッグを持ち帰れてうれしい。この旗を象徴として、先頭に立って機運を盛り上げたい」と述べた。日本選手団主将でレスリング女子銀メダルの吉田沙保里は「リオの感動が東京五輪で再びよみがえることを期待している」と願いを込めた。

 都によると、五輪旗は、9月のリオ・パラリンピック後にパラリンピック旗が到着するまで、都庁内に保管される。その後、全国を巡るツアーが検討されている。

 東京都内ではその後、既に帰国していたメダリストを含めた記者会見が開かれ、金メダル第1号となった競泳男子の萩野公介(東洋大)は「自分の力を出し切るパフォーマンスができた」と胸を張った。20歳の誕生日だった体操男子の白井健三(日体大)は「10代でも勝負できることを証明でき、東京に向けて良い弾みになった」と笑顔で話し、卓球女子団体で銅メダルに輝いた15歳の伊藤美誠(スターツ)は「東京ではもっといい色のメダルを取りたい」と意気込んだ。

 橋本聖子団長は「東京五輪では金メダルは3位以内、総数は倍以上にしないといけない」と高い目標を掲げた。選手団は25日の解団式で正式に解散する。

 日本オリンピック委員会(JOC)はリオ・パラリンピックのメダリストとの合同パレードを10月7日に開催すると明らかにした。場所は銀座を中心としたエリアが有力となっている。