ボートの男子軽量級ダブルスカルで準決勝進出を逃した大元英照(アイリスオーヤマ)中野紘志(新日鉄住金)組はがっくりとうなだれた。スタートからスピードに乗れず、先頭についていくのがやっとだった。

 大元は「最初の500メートルでミスが目立った。波に対応できなかった」と、吹き付ける風と波を攻略できず唇をかんだ。中野も「これが実力なのかな。力んで、硬くなってしまった」と肩を落とした。