Jリーグは26日、J1の川崎フロンターレ-横浜F・マリノス(午後6時、等々力)の神奈川ダービーで、29年目のシーズンが開幕。横浜は興国高から加入した新人のMF樺山諒乃介(18)が先発に名を連ねた。

横浜で新人が開幕戦に出場するのは11年のFW小野裕二(横浜ユース出身)以来だが、小野は途中出場だった。今回の樺山のように高卒新人の開幕スタメンは07年のMF長谷川アーリアジャスール(横浜ユース出身)以来14年ぶり5人目。ユース出身でない高体連(部活)出身者に限れば、95年の元日本代表DF松田直樹(前橋育英)ら以来、26年ぶりだ。

◆横浜の高卒新人開幕スタメン

95年 窪田龍二(神戸弘陵)

95年 松田直樹(前橋育英)

01年 田中隼磨(横浜ユース)

07年 長谷川アーリアジャスール(横浜ユース)

21年 樺山諒乃介(興国)

樺山は興国で背番号10を背負ったアタッカー。19年度の高校サッカー選手権にも出場している。大阪府出身。171センチ、68キロ。A型。