FW小川航基(22=水戸ホーリーホック)の代表デビュー戦ハットトリックなどで5-0と大勝した森保ジャパンは、2連勝で優勝へ前進した。

日本は第1戦から先発11人総入れ替えで香港戦に臨んだ。3-6-1のフォーメーションで、DFラインは左から古賀太陽(21=柏レイソル)、田中駿汰(22=大阪体育大)、渡辺剛(22=FC東京)。サイドバックは左に菅大輝(21=北海道コンサドーレ札幌)、右に相馬勇紀(22=鹿島アントラーズ)が入った。ボランチはチームでもコンビを組む大島僚太(26=川崎フロンターレ)と田中碧(21=川崎フロンターレ)。シャドーに田川亨介(20=FC東京)とJリーグMVPの仲川輝人(27=横浜F・マリノス)が入り、小川が1トップを務めた。

前半7分、この日が代表デビュー戦のDF菅が、ペナルティーエリア内左で相手のクリアボールに反応し、ダイレクトボレーでたたき込んで先制。続く14分には、キャプテンマークを巻いたMF大島の左CKから、FW田川が押し込んだ。

前半26分には、大島からパスを受けたFW小川が右足シュートで3点目。前半終了間際の46分に小川がこの日2点目を決めて、日本は4点リードで前半を折り返した。

後半は選手交代なしでスタート。11分に相手のシュートがクロスバーをかすめるピンチがあったが、14分、MF大島の左クロスにFW小川が頭で合わせて、代表デビュー戦でハットトリックを達成した。

次戦は18日、優勝をかけて韓国と戦う。