モンテディオ山形が横浜FCに2-3で敗れ、ホーム2連戦を△●とした。前半17分までに立て続けに3失点。後半、FWフェリペ・アウベス(27)阪野豊史(27)のゴールで1点差に詰め寄ったが届かなかった。開幕から5試合連続失点と失点の連鎖が止まらない。

 ハーフタイムにはサポーター席からブーイングが飛んだ。木山隆之監督(46)は「3失点すると試合には勝てない。ホームの試合でしっかり自分たちのサッカーをやろうとしたことが間違っていたのかも。もっと守備的にがっちりやるべきだった。そこは僕自身の判断ミスだったかもしれません」と振り返った。

 第1節水戸戦(0-3)は前半2分、第4節町田戦(2-2)は前半9分、この日は開始6分に先制され5戦中3試合で立ち上がりに先制点を献上している。2試合連続ゴールが空砲となった阪野は「最初の球際だったり、相手DFを振り返らす動きだったり、敵陣にボールをおいてプレッシャーをかけていくしかない。DFだけじゃなくチーム全体の問題」と修正点を口にした。アンカーを務めたDF茂木力也(21)は「選手同士で細かいところまでコミュニケーションを取っていくしかない」と前を向いた。