J1横浜F・マリノスは21日、トップチームの強化、編成を担ったスポーティングダイレクター(SD)のアイザック・ドル氏(56)が20日で退任したと発表した。

 ドル氏はルーマニア出身で、1994年(平6)から2年間、立正大サッカー部の監督を務める中、1995年にJ1名古屋グランパスのアカデミーテクニカルアドバイザーに就任。96年から2002年まで、名古屋ユースアカデミーテクニカルダイレクターを務めた。

 その後、サウジアラビアのアルヒラルを経て、07年から08年までカタールのアルサッドの監督を務めた。14年から15年までルーマニアU-19(19歳以下)代表コーチを務めるなどし、16年3月に新設されたSDに就任。選手との契約交渉などを行っていた。

 ドル氏の後任については決定次第、発表するとしている。