あるか「ひとりカズダンス」出場なら最年長記録更新

鳥栖の地でひとりカズダンスだ-。横浜FCのFWカズ(三浦知良、53)が5日のルヴァン杯・サガン鳥栖戦(5日・駅前不動産スタジアム)でベンチ入りすることが3日、濃厚になった。

オンライン取材に応じた下平隆宏監督が「カズさんにはメンバーで行ってもらおうと思っています」と明言した。出場すれば、先発でも途中出場でも53歳5カ月10日でのルヴァン杯出場となり、同杯では17年5月31日の鳥栖戦に出場した土屋征夫(甲府)の42歳10カ月0日の最年長記録を更新する。

13年ぶりにJ1に昇格した今季、カズはリーグ戦8試合ではベンチ外が続いていた。チームは7月18日の第5節川崎フロンターレ戦から4連敗を喫し、17位と低迷。指揮官はリーグ戦とは異なるメンバー起用を示唆し「チームが苦しい状況で、カズさんがメンバーで行くだけでも非常にエネルギーは出してくれると思う」と期待。カズはチームの先頭に立って連日、若手と激しい練習をフルメニュー消化しており「カズさん自身もルヴァンに向けて合わせていたところもあると思う。コンディションもいい状況にある」と太鼓判を押した。

カズにとって鳥栖とのルヴァン杯は縁が深い。34歳だったヴィッセル神戸時代の01年4月4日、ルヴァン杯1回戦アウェー鳥栖戦に出場し1得点し、同年4月18日のホームでも得点している。下平監督はPKを獲得した場合のキッカーにカズを指名。ソーシャルディスタンスを守った「ひとりカズダンス」の披露を今季開幕前に誓ったカズが、コロナ禍のサッカー界を盛り上げる舞台は整った。【岩田千代巳】