北海道コンサドーレ札幌は7日、札幌・宮の沢で8日アウェー清水エスパルス戦(アイスタ)に向けた前日練習を行った。

練習後に敵地入りしたメンバーに左太もも裏のケガで離脱していたFW鈴木武蔵(26)も入り、6戦ぶり試合復帰が確実となった。ミハイロ・ペトロビッチ監督(62)は「武蔵が帰ってきたことは私自身もうれしい」と喜ぶ。

エースが復活しても、指揮官が期待するのは総合力。負傷した7月8日鹿島アントラーズ戦以来のぶっつけ本番での実戦となる。「大切なことは出場している選手が自分たちのチーム戦術をしっかり頭に入れてチームのためにベストを尽くすこと」と説いた。鈴木不在時はMFチャナティップ、駒井、荒野を前線に置いたシステムを試すなど新たな戦い方で1勝3分け1敗と踏ん張った。「誰が出ても結果を残しているチームだ」。そう自信を見せていた。