藤枝明誠(静岡)が2点差をひっくり返す逆転劇で新田(愛媛)を退けた。前半20分までに2失点。ロングボールを多用する相手の攻撃に押し込まれ、受け身に回った。それでも、動揺しなかった。同26分に相手DFが退場。数的優位となると、同ロスタイムにMF横山良唯(3年)が左クロスを右足で合わせて1点差とした。
松本安司監督(51)も「前半に1点返せたことが大きかった」。後半は両サイドを使った攻撃を展開。同28分、途中出場のMF中谷未聖(3年)の左クロスをDF増田七翔(2年)がダイビングヘッドで合わせて、同点。パワープレーで試合を振りだしに戻すと、同40分にゴール前の混戦をMF小林洸(3年)が右足で押し込んだ。勝負を決めたヒーローは「県大会はノーゴールだったので、チームに貢献できてよかった」と笑顔だった。



