奈良がJ3参入条件のひとつ、ホーム試合の観客動員をクリアした。

FWカズ(三浦知良、55)が所属する鈴鹿戦に1万4202人が詰めかけた。この試合前まであと約1万3000人としていたが「カズ効果」もあって、ホーム戦残り2試合を残して達成した。

奈良の浜田満社長は「多くの人が見に来てくれて感謝しかない。奈良にJクラブを、という求められているものが実感できた」。FW浅川隼人(27)も「たくさんのサポーターが来てくれた。奈良のJクラブというものを少しずつ作っていきたい」と感謝した。

試合は1点をリードされた後半14分にMF片岡葵(30)のゴールで追いついた。その後も猛攻を仕掛けたが勝ち越せず。勝ち点1で2位から3位に順位を落としたが、集まった人から大きな力をもらった。フリアン監督(33)は「ホーム2試合を残した(観客数ノルマを)達成したことを祝福したい。(ファンには)奈良がサッカーの町であることをしっかり見てもらえたと思う」と話した。