湘南ベルマーレが長いトンネルを抜けた。
サンフレッチェ広島を1-0で下し、4月1日のガンバ大阪戦以来16戦ぶりの勝利をあげて、暫定ながら16位に浮上した。
町野修斗が移籍した後の新エース候補FW大橋祐紀(27)が決勝点を決めた。後半2分、ペナルティーエリアのはるか手前で縦パスを受けると、相手DFをかわしてペナルティーエリア手前から思い切り右足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らした。2日の天皇杯セレッ大阪戦に続く、公式戦2戦連発弾で、チームを約4カ月ぶりの勝利に導いた。「入ってよかったです。勝ててよかったです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
7月に町野がドイツ2部キールへ移籍。チームは、清水エスパルスからディサロ燦シルヴァーノを補強した。町野が抜けたことで「自分が引っ張っていけるようなプレーをしたい」と自覚を示していたストライカーは、「この勝利を次につなげないといけない。久しぶりの勝利で、やっぱ自信にもなりますし、ここからほんと、スタートを切らなきゃいけないなと思います」と言い切った。
開幕戦でハットトリックを達成し、得点ランキング首位に立ち、「2桁(ゴールを)取ることが目標」と意気込むも、3月に負傷。3カ月間チームに貢献できなかった。「戻ってきてからも、どうにか貢献したいとは思ってましたし、調子はずっと悪くないと思っていたので、それを今日表現できたのは大きいなと思います」。
悔しい思いをぶつけ、今回でリーグ戦5点目。目標の2桁得点まではまであと5点。「もちろん。(目標は)変わってないですし、本当にチームを引っ張っていけるように頑張ってやっていきたい」。新エースが爆発すれば、J1残留も自ずと見えてくる。



