2連覇を狙うサントリーは昨季5位のNTTコミュニケーションズに36-11で勝利し、開幕4連勝とした。

 2点差まで迫られる場面もあったが、地力の差を見せつけた。前半9分には、今季加入したWTB松井千士(ちひと)が初先発初トライを奪った。後半40分にはFB松島幸太朗が鋭いステップからのだめ押しトライを決めた。この日の勝利で15~16年シーズンから続く公式戦連勝を24に伸ばした。

 試合後、沢木敬介監督は「ストレスのある試合でうまくコントロール出来なかった」。主将のSH流は開幕4連勝について「『まだまだですね』。その言葉につきます。内容に満足していないし、もっと出来る自負がある。高いプレッシャーの中で練習して、目指しているラグビーを追求したいです」と連覇に向けて気を引き締めた。