日本バスケットボール協会は29日、アジア大会の期間中に買春行為があったとして事実上の日本選手団追放となったB1新潟アルビレックスBBのSG今村佳太(22)らBリーグ所属の4選手に1年間の公式試合出場権剥奪処分を科すと発表した。

これを受け、新潟は所属の今村に対し「無期限の社会奉仕活動への従事」というクラブ独自の処分を科した。内容については今後、調整する。また報酬の自主返納を申し出た今村は「自分の愚かさをもう1度見つめ直し、誠心誠意自分と向き合い、過ちを謝罪し続けることが今の私にできることだと思っています。本当に申し訳ございませんでした」とコメントした。

新潟の小菅学社長は関係各所へのおわびとともに「“敗者復活”をクラブ一丸となりサポートしてまいる所存です。クラブとして再発防止に全力で取り組んでまいります」とした。今村ら4人は所属チームの練習には参加可能。Bリーグとしては追加の処分は科さず、再発防止策として大河正明チェアマンによる研修などを実施する。