新潟アルビレックスBBがチーム新記録の6連勝をマークした。秋田ノーザンハピネッツを65-58で破り、中地区首位をキープした。ロースコアの接戦の中、追い上げをかわした。第1クオーター(Q)で22-12とリードすると主導権を渡さなかった。

第4Q、58-54に詰め寄られた後の残り3分36秒でPG五十嵐圭(38)がレイアップ、60-55と5点差に迫られた残り2分24秒ではSG/SF上江田勇樹(31)が3点シュート。新潟は要所でしっかり得点した。

Cダバンテ・ガードナー(27)が15点、PFラモント・ハミルトン(34)が13点と得点源の2人が10点台のスコアで終わったが、日本人選手がカバーした。上江田が3点シュート4本を含む16点と、チーム最多スコアをマーク。五十嵐も10得点。チーム全体で3点シュートの成功9本と、秋田の2本に差をつけた。

守備の要でもあるPG柏木真介(36)が左足付け根のケガでベンチを外れるなど、台所事情は楽ではない。その中で、試合運びのうまさをみせての6連勝。上江田は「アウトサイドのシュートを決めて、外国人選手を少しでも楽にしたい」。7連勝への意欲を話した。