女子で世界ランキング10位の日本は同39位の台湾と対戦し81-58で大勝した。脅威の“鬼プレス”で格下の台湾を寄せ付けなかった。

大量91得点で圧勝した初戦から1日。女子日本代表が今度は守備で魅せた。まずは激しい寄せで相手のPGにプレッシャーを与えると、他の4人はパスコースを遮断するディフェンスでボールを回させない。24秒以内にシュートを打たなければならない「24秒ルール」を前半だけで5度も誘発。ホーバスHCは「守備が本当に素晴らしかった」とご満悦だ。

攻撃でも集中力を見せた。ただ、克服しきれなかった課題もある。プレーの波だ。第4Qは19ー20と相手に上回られた。それでも1年後に東京オリンピック(五輪)が行われる会場で2戦2勝と好結果を手にした意味は大きい。次は9月24日に開幕する女子アジア杯(インド)。4連覇という目標に向けてさらにギアを上げていく。