バスケットボールBリーグのレバンガ北海道は23日、札幌市内で24日滋賀レイクスターズ戦(札幌・北海きたえーる)に向けた練習を公開した。右膝負傷で今季未出場のファイ・パプ月瑠(33)が、開幕後初めて本格的な戦術練習に合流。滋賀との2連戦に向け「監督に行けと言われれば、プロとしてしっかり仕事ができるよう準備を整えたい」と意気込んだ。

プロになり初の経験だった。9月の越谷とのプレシーズンゲーム2戦に出場後、徐々に痛みが増し別メニュー調整に。開幕からアウェーの4戦は、チームに同行することもできなかった。17日のホーム開幕島根戦はベンチ入りも出場なし。これまでケガで開幕を欠場したことがなく「とても悔しかった。ここまで仲間がチームを引っ張ってくれていた。今度は自分がみんなの力になりたい」と前を向いた。

宮永雄太監督(39)は「まだ50%の動き。準備はさせるが、出場はわからない」と慎重だが、短時間での出場の可能性はある。新戦力ジョーダン・テイラー(31)の加入初戦の10日富山戦は12点差で快勝。今度は12人目のメンバーを加え、初の連勝を狙う。【永野高輔】