「ウインターカップ2020第73回全国高等学校バスケットボール選手権大会」(12月23~29日=東京体体育館、武蔵野の森総合スポーツプラザ)の組み合わせが26日、発表された。出場は男女とも各都道府県代表47校、登録校数上位2都道府県の2校、全国9ブロックからの推薦各9校と関東ブロックからさらに1校、開催地枠1校の男女各60校。

男子1回戦では3連覇に挑む福岡第一(福岡)が四日市工(三重)と対戦する。昨年準優勝の福岡大大濠(福岡)は岡山商大付(岡山)、16年の準優勝校で昨年準決勝進出の東山(京都)は日本航空(山梨)と対戦。ともに勝ち上がれば3回戦で早々と顔を合わせる。来春から校名が「能代科学技術」に変わるため現校名で最後の日本一を目指す優勝20回の名門・能代工(秋田)は、九州学院(熊本)との対戦が決まった。

女子1回戦は昨年の大会で3年ぶり22回目(歴代最多)の優勝を果たした桜花学園(愛知)が松徳学院(島根)と対戦する。このブロックは強豪がひしめいており、18年準優勝校で昨年も準決勝に進出した大阪薫英女学院(大阪)と3回戦で顔を合わせる可能性がある。昨年の決勝で桜花学園に5点差で競り負けた15、18年に優勝している岐阜女子(岐阜)は湯沢翔北(秋田)と対戦する。

今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で総体、国体とも中止されたため、今大会が日本一を決める唯一の大会になる。