横浜公演が開幕し、男子の宇野昌磨(23=トヨタ自動車)が出演した。

22年北京オリンピック(五輪)シーズンの21-22年の新フリー曲として、この日発表した「ボレロ」を初披露。滑り終えると、主催者を通じてコメントを出した。

【一問一答1/2】

-初披露を終えて

「すごい後半バテてしまったんですけど。滑っていても、今までの自分とは大きく変わった表現の仕方だったんじゃないかな。もちろん、できてないところもたくさんあったと思うんですけど、皆さんがどのような感想を持ったか分かりませんけど、僕は何か、これからが楽しみなプログラムだなって思いました」

-自己評価は

「まあ、まあまあ良かったんじゃないかなと(笑い)。自分への期待が低いんですけど。ポージングが多い。今までポージングらしいプログラムやったことがほとんどなくて、流れの中で。ステファン・ランビエル・コーチの色がかなり出ているプログラムだったんじゃないかなと思います」

-最後ハードで、かなり難しそうなプログラム

「これにちゃんと4回転(ジャンプ)を入れる、ステップ、スピンを入れる、となると、かなりハードになります。でも、滑ってて良いですし、今はアイスショーだからギリギリ詰め込めている感じも正直あるんですけど、試合でも、なるべくこれに近い状態のままシーズンを終えられるように頑張りたいと思います」

今回は、男子の羽生結弦(26=ANA)鍵山優真(17=星槎国際高横浜)や、女子の紀平梨花(18=トヨタ自動車)坂本花織(21=シスメックス)ら、アイスダンスの小松原美里(28)小松原尊(29=ともに倉敷FSC)組などが出演。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になったが、今回は先月の世界選手権(ストックホルム)に出場したトップ選手たちが集結し、日本のファンに華麗な演技を見せた。

公演は25日まで4日間。