2017ジャパンパラ陸上競技大会の開会式が22日、福島市内で行われた。

 大会は23日から2日間、同市のとうほう・みんなのスタジアム(県営あづま陸上競技場)で行われる。

 地元の東邦銀行に所属する視覚障害T13クラスの佐々木真菜(20)、佐藤智美(27)は、開会式で選手宣誓を行った。「とても緊張しました」と、大役を果たした後はそろって胸をなで下ろしていた。佐々木は200、400メートル、佐藤は100、200メートルにエントリー。ともに7月の世界選手権(ロンドン)にも出場している。

 「世界選手権のタイムを上回ることが目標です」と佐々木。200メートルでは26秒36のアジア新で5位に食い込んでいるが、今大会ではそれ以上の走りを目指す。佐藤も「日本新記録を目指したい」と快走を誓った。