東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会は26日、東京アクアティクスセンター(東京AC)でパラ水泳のテストイベントを行った。24、25日に行われた競泳のテストイベントと合わせて、競技運営などを確認した。

同会場は、すでに日本水泳連盟が今月上旬に東京五輪代表選考を兼ねた日本選手権など3度、大会を開催している。森泰夫大会運営局次長は「水泳の方は運営を熟知されている」。テストイベントでは感染症対策として外部との接触を遮断する「バブル」をつくって厳格に管理した。またパラ水泳ではリフト付きのバスによる選手の移動などを実施した。

同会場では、5月1日から飛び込みのテストイベントが開催される。同イベントは五輪世界最終予選を兼ねたW杯東京大会となっている。同イベントでは国際水連から専門家が派遣されて、飛び込みの板やタワーがチェックされることになっている。

なお森局次長は、まだ開催されていないアーティスティックスイミングのテストイベントについては「調整中です。7月近辺」と見通しを示した。