16歳の池江璃花子は、出場予定だった7種目を全て泳ぎ切った。目標の決勝進出を果たして6位と健闘した100メートルバタフライと、予選で日本新記録を出した400メートルリレー以外は思うような結果が出ず「悔しさが大きい五輪。自分の力不足なところもたくさんあった」と反省した。

 この日も50メートル自由形で予選落ちし、400メートルメドレーリレーも自身は好タイムを出しながらチームは決勝に進めなかった。初の五輪で世界の強豪との距離を肌で感じたホープは「海外の選手と比べると体格の差で負けてしまう。ストロークの強さ、後半バテないところを重点的に練習していければいい」と課題を挙げた。