リオデジャネイロで行われたトランポリンの同五輪最終予選で初の代表入りを決めた18歳の中野蘭菜(星稜ク)が22日、羽田空港に帰国し「こんなに(報道陣に)出迎えられたことがないのでびっくり。まだ実感は湧かないが、一番大きな大会に出られてうれしい」と喜びを語った。

 ブラジル到着後に調子を落とし、停電で試合の進行が遅れるハプニングもあったが「気持ちは強いと思う」と動じることなく切符を勝ち取った。本番会場を経験できた収穫も大きく「五輪では決勝進出を目指して頑張りたい」と8位入賞を目標に掲げた。