世界ランク5位の日本は同12位のアルゼンチンを3-0で下し、2勝3敗でA組4位となり、決勝トーナメント進出を決めた。

 第1セットは序盤から互いに譲らぬ攻防で終盤にアルゼンチンに21-23とリードを許した。だが、そこから宮下のブロックで23-23と追いつくと、最後は相手のアタックがネットにかかり、25-23で競り勝った。

 第2セットは立ち上がりにリードを許したが徐々に日本が圧倒。25-16で連取をした。第3セットも順調に得点を重ねたが、マッチポイントをつかんだ後に連続失点。最後は相手のミスに救われ、26-24となり、3-0のストレート勝ちした。

 木村沙織主将(29=東レ)は「点数的には最後競ってしまったり、もつれてしまったとこがあるんですけど、全部自分たちのミスから。いい形で勝てたとは言えないけど次につながったのは良かった」と話した。

 ロンドン五輪に続くメダル獲得を目指し、16日の準々決勝でB組1位の米国と対戦することになった。「もう自分たちがやってきたことをしっかり出せるようにスタートから最後ボールがコートに落ちるまで諦めずに頑張りたい」と意気込んだ。