東京五輪に出場する陸上の日本選手団の結団式が15日、オンラインで行われた。

世論が分断している中、アスリートは発言、発信に気を使っている。多様な捉えられ方がある中、“炎上”し、批判の声も寄せられるケースも発生している。式後の会見で、麻場一徳監督(60)は、私見を述べた。

「私は選手には思ったことを素直に表現していただきたい。それが認められる世の中、社会であってほしいと思う。世間に対して、いろんな事を発信できることが大事」。

素直な胸中を発信できる空気をどれだけ作ることができるかは、選手以外である「我々の仕事」とした。

選手へ向けては「気持ちよくスタートラインに立つことが一番大切」と激励した。