東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会は6日、陸上女子マラソン(7日、札幌・大通公園発着)の開始時間の1時間繰り上げを発表した。

当初は午前7時開始予定だったが、同6時に変更された。気温上昇によるアスリートの健康への配慮が理由。世界陸連(WA)のメディカルチームのアドバイスを踏まえ、IOCとも協議を重ねて決定した。スタートまで12時間を切った直前での異例の変更となり、午後8時に正式発表された。

札幌市内は連日真夏日が続き、この日午前5時半に開始された男子50キロ競歩は、スタート時点の気温でも26度あった。

他競技ではサッカーやテニスも時間の変更が発生している。