体操女子種目別決勝の床運動で銅メダルを獲得した村上茉愛(24=日体ク)が3日、一夜明けて都内で会見を行った。「心からメダリストといえるのは五輪でメダルを取ること。胸を張って、床で銅メダルを取ったメダリストと言える」と笑顔を見せた。

中学時代から一緒に世界と戦ってきた“盟友”、寺本明日香(25=ミキハウス)や母英子さんからの応援にも感謝した。

寺本とは試合前後に連絡を取り合ったという。「本当に何でも言い合える仲なので、試合が終わった後は『夢のようだね』とお互い言い合いました」。さらに「手紙ももらっていて、『茉愛がいい演技できたらうれしいから』と言ってもらっていた。それが実現できて、明日香に喜んでもらえるような演技ができて良かった。『落ち着いたら会いたいね』という連絡はしました」と明かした。

母英子さんについては「試合3日前くらいから『とにかく笑顔をみたい』とずっと言っていました。試合後、直接話したくて電話したけど、あまりにも(母が)泣き過ぎていて、何を言っているか分からなかったので、落ち着いたらにしようかと。会える時にしっかり話したいなと思います」と、あらためて感謝した。