ボッチャのチーム(脳性まひ)3位決定戦で、世界ランキング2位の日本が同7位のポルトガルに接戦の末、4-3で下し、銅メダルを獲得した。リオ大会の銀メダルに続き、2大会連続でメダルを獲得した。個人金の主将の杉村英孝(39)は「前回より順位は下がったが、チームとしての成長を見せることができた結果だと思う」。エース広瀬隆喜(37)は「やってきたことをすべて出した」。

準決勝で強豪・タイに8失点を喫し、決勝に進めなかった。杉村は「チームのミスもあった。実力差をあらためて痛感した」と、くやしそうに言った。初出場の中村拓海(23)は「負けてへこんでいる場合じゃない、切り替えていこうと話し合った」と明かした。