東京五輪に出場するU-24日本代表は5日、静岡県内で事前合宿をスタートさせる。練習前に森保一監督(52)がオンラインで取材対応した。

指揮官は「いよいよ始まるなという気持ち」と心境を語った。依然として五輪の開催についてはさまざまな意見があることを理解したうえで「目標としてきた金メダルに向かって挑む強い気持ちで、これまでどおり1日のトレーニングや目の前の1戦を大切にしたい」と話した。

チームは6月の活動で早々とオーバーエージ(OA)の3人を合流させ、戦術の浸透をはかってきた。A代表と活動時期が重なったために森保監督は不在だったが、代わって指揮をとっていた横内昭展コーチらと密な情報共有はできている。「これまでの活動を自信にしつつ、過信せず、さらにチーム力を上げながら五輪に向かう」と表情を引き締めた。