日本が68年メキシコ五輪以来のメダル獲得へ、2連勝を飾った。1次リーグ第2戦で、2-1で12年ロンドン五輪金のメキシコに勝利。MF久保建英(20=レアル・マドリード)が、前半6分に日本の五輪史上最速となる先制弾。左足で技ありのシュートを放ち、南アフリカ戦に続き2戦連発とした。MF堂安もPKを決め勝利に貢献。8強進出をかけ、28日にフランスと対戦する。

   ◇   ◇   ◇

森保一監督(52)がロストフの悲劇を拭い去る戦いで、メキシコに競り勝ち、A組首位に立った。コーチとしてベンチ入りしたW杯ロシア大会ではベルギーに2-0のリードから逆転された。同じ展開の中、終盤は1点を返されたが、粘り強い守備で勝ち点3。指揮官は「FIFAランキング的にも相手が上だが同じ目線でやれるという自信をもってファイトしてくれた。受け身の時間もあったが、ボールに向かって戦えたのは選手たちの自信」と選手の奮闘をたたえた。