森保ジャパンはメキシコに敗れて、銅メダル獲得はならなかった。

前半13分にPKで失点、同22分にはFKから失点し、後半13分にはCKから3点目を許した。

後半17分からピッチに立ったMF三笘薫(24=川崎F)は、同33分に得意のドリブル突破から1点を返した。しかしその後のチャンスを決められず、「(大会の)最後にゴールは決めたけど、それ以外何もできていないし、僕自身が同点まで追いつけるチャンスがあったので、そこに悔いがあります」と話した。

大会前に川崎Fの試合でケガをして、五輪では先発出場で1試合もなかった。しかし三笘は「そこは全く後悔していない。所属チームで全力でやった結果なので、自分の体のケアなどがまだまだ弱い」と自らに矢印を向けた。

メダルに王手をかけながら、やはり届かなかった。「惜しいじゃダメなので。ゴール前のところとか。足りないところは分かっていたけど、それをより痛感させられた大会でした」と三笘は話し、「全く充実感はない」と悔しさをあらわにした。