5月のW杯で銀メダルの荒井祭里が、まさかの予選敗退となった。

1本目に入水が大きく乱れて35・00点。「足がすごく震えてちゃんと力が入らなかった」。その後も立て直せずに268・80点で22位。自己記録342・0点に及ばず準決勝圏内の18位に入れなかった。シンクロ高飛び込みで、3位で迎えた最後の5本目に失敗した記憶が頭から離れず「すごく不安な気持ちがあって、自分の自信を取り戻せなかった。五輪は悔しい気持ちが多かった大会。もっと自分に自信をつけてパリに臨みたい」と涙を流した。