3大会連続でベスト8に進出した世界69位の錦織圭(31=日清食品)は、準々決勝で世界王者のジョコビッチ(セルビア)と対戦することになった。

ジョコビッチは、今年、全豪、全仏、ウィンブルドンを制し、史上3人目の年間4大大会全制覇に王手をかける。また、年間で4大大会と五輪を全制覇する男子史上初のゴールデンスラムも、この東京五輪を制することで王手となる。

錦織とジョコビッチの対戦成績は錦織の2勝16敗。錦織が勝ったのは、11年スイス室内の準決勝と14年全米の準決勝。直近の対戦は、19年全豪準々決勝で、錦織が2セット目途中で棄権した。錦織は、4回戦で5時間5分の地震最長試合を戦い、体力が残っていなかった。