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オルフェ大変身3冠へ一直線/神戸新聞杯

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オルフェーヴル(左)は池添騎手を背にリルダヴァルと併せて追い切られる
オルフェーヴル(左)は池添騎手を背にリルダヴァルと併せて追い切られる

<神戸新聞杯:追い切り>

 2冠馬オルフェーヴル(牡、池江)が秋初戦へ宿題をクリアした。菊花賞トライアル神戸新聞杯(G2、芝2400メートル、25=阪神、3着まで優先出走権)に向けて22日に栗東で追い切られ、4ハロン53秒1-12秒8で僚馬リルダヴァル(古馬1600万)に1馬身差の先着。課題とされていた、もたれるそぶりも見せず順調な仕上がりをアピールした。

 開門直後の坂路に、一直線の蹄跡が刻まれていく。左右への乱れはない。真っすぐな脚取りは、オルフェーヴルが不安を一掃した証しだった。右へもたれた1週間前とは明らかに違う。ラスト1ハロンを切って池添騎手が抜いた右ムチも使われることはなかった。

 池添 1週前は久々の併せ馬で掛かり気味だったし内へもたれていたけど、今週は真っすぐ走った。掛かることもなく、先週よりいい感じ。

 先週に芽生えた懸念は摘み取られた。春の時点から調教では右へ、レースでは左へもたれる傾向があった。先週の動きは、帰厩後初めての併せ馬で苦しさを見せたものだったのか、それとも悪癖が出てきたのか。2週連続で同じ兆候を見せるようであれば、3冠達成への障壁となる可能性もあった。

 タイムや動きも及第点だ。4ハロン53秒1-12秒8で最後は余力を残したまま僚馬に1馬身の先着。池江師は「ちょっと馬場が重たくて『らしい』切れ味は見られなかった。1回使えば変わると思うけど」と辛口評価も付け加えたが、悲観までには至らない。「次があるんで、おつりを残しておかないと」。8月24日に帰厩して以降、前哨戦としては十分な調整を施された。レースでは成長分も加味して460キロ前後での出走を見込んでいる。

 池添 春は非力な面があったけど、しっかりしてきた。ダービー馬として内容も結果も求められる。大一番が楽しみになるレースをしたい。

 次にクリアすべき課題は明確だ。鞍上もトレーナーも「レースでの折り合い」と口をそろえる。1つずつハードルを跳び越えていった先には、ディープインパクト以来6年ぶり史上7頭目となる3冠馬の称号が待っている。回り道せず真っすぐに、頂点へと突き進む。【太田尚樹】

 [2011年9月23日8時44分 紙面から]




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