なでしこジャパンが中国に1点リードを許し、前半を折り返した。

 序盤、なかなかチャンスを作れない日本に対し中国は果敢に隙を伺う。そして14分、日本MF川村のバックパスがつながらず、ミスになったところをペナルティーエリア内に走りこんだ中国MF張叡が奪って直接シュート。あっけなく先制を許した。失点後、日本は少しずつ攻撃のリズムを作り、FW横山を中心に展開。DF鮫島のミドルシュートなどで攻めたが得点には至らなかった。

 ここまで2戦で1敗1引き分けと厳しい状況に立たされており、引き分け以下ならリオ五輪出場が厳しくなる1戦で苦しい立ち上がりとなった。

 今大会には日本、オーストラリア、韓国、中国、ベトナム、北朝鮮の計6カ国が参加。総当たりで、上位2カ国がリオ五輪出場権を獲得する。順位決定は勝ち点、得失点差、総得点の順。日本の次戦は7日で、ベトナムと対戦する。