【天安(韓国)25日】U-20(20歳以下)W杯韓国大会に出場している日本代表のエースFW小川航基(19=ジュビロ磐田)が、左膝前十字靱帯(じんたい)断裂および半月板損傷と診断され、チームを離脱することが決まった。24日のウルグアイ戦の前半途中に負傷したもので、日本協会が発表した。

 小川は一夜明け、松葉づえをついてホテルから姿を見せた。27日のイタリア戦まではチームに同行し、28日に帰国。その後手術を受けるが、一般的に全治まで半年ほどかかり、今季中の試合復帰は絶望的とみられる。

 1次リーグ突破が懸かる一戦を前にした離脱に内山監督は「残念。サッカー人生は長いからという話はした」と沈痛の面持ちだった。FW田川は「自分は(パスの)ターゲットになれる。チャンスはあると思う」とエースの穴を埋めるべく意気込んだ。この日は控え組が天安で約1時間の練習を行った。