11月に欧州遠征(10日ブラジル戦=フランス・リール、14日ベルギー戦=ブルージュ)する日本代表メンバーが31日、東京・本郷のJFAハウスでバヒド・ハリルホジッチ監督(65)から発表された。

 ベルギー1部で6得点8アシストと活躍中のワースランドベベレンMF森岡亮太(26)が、14年以来3年ぶりに復帰した。浦和のMF長沢和輝(25)は初選出となった。

 ハリルホジッチ監督は「まず長沢について」と切り出し「ここ4、5試合(注目した)。それより前は見ていなかったです。ACLの出来で、いいと思いました。守備も攻撃も、運動豊富な選手ですね。守備でしっかりしつつ、攻撃でも、もたらせる。ギリギリまで見続けて合宿でも見ていきたい。チャンスをつかむのは彼しだい」と期待した。

 森岡については「以前から知っていましたけど、そこまで興味は。ベルギーに行ってからですね、私の興味を引きつけました。ベルギーでもポジティブな話が出てきています。パフォーマンス、最後のところ、得点の部分は評価できると思います。6得点6アシスト(実際は8アシスト)ですよね。私のアシスタントに1週間、現地に飛んでもらい、トレーニングも見てきました。ただ、守備面、デュエルを伸ばさなければいけないので、合宿でも話をしていきたいと思います。代表は攻撃だけでなく守備もしないと、現代フットボールでは」と説明した。