日本代表MF長谷部誠(33=フランクフルト)が23日、藤枝市内で自身のサッカースクール「MAKOTO HASEBE SPORTS CLUB」のスクール生に直接指導を行った。

 午後の部では、小学3年生から中学生までの生徒約120人を対象に、ミニゲームなどで交流した。屋内で行った講義では、スライドを使って自身の1日のスケジュールを紹介。規則正しい生活を送っていることを明かし「寝ることも仕事。しっかり休んで回復することや、ご飯を食べることも大事なこと」と伝えていた。

 講義の後には、質問タイムに突入。小学生から「日本代表の中で、一番活躍している選手は誰だと思いますか?」と聞かれ、「一番の選手とかは、ないよ」と答えた。さらに、日本代表の主将は「うまい選手もいれば、目立たなくてもチームを支えている選手もいる。チームのバランスがあって、成り立っている。誰かが目立つとか、特別だとか、そういうのは無いんだよ」と笑顔で明かした。