20年東京五輪世代の森保ジャパンが国内初実戦に臨んだ。

 昨年のU-20W杯出場組はMF三好ら5人が先発。前半36分、全日本大学選抜MF三苫に先制弾を浴びるも、同42分にU-21日本代表MF神谷優太(20=愛媛)が強烈な右足シュートを決め、同点に追い付いた。

 試合は1-1のまま終了。森保一監督(49)が率いて初めての公式戦となるU-23アジア選手権(9日開幕、中国)に向けて状態の確認はできた。指揮官は「まだまだ攻撃も守備もクオリティーを上げていかないと。意思疎通を図って連係を見せていかないといけない」。この日は相手も東京五輪世代。森保監督は「収穫はこの世代の選手が上を目指してやっている、ハングリーな気持ちを見せてくれていることが分かったこと」と、アグレッシブに戦った全日本大学選抜を含めて評価した。