日本サッカー協会が18日、都内で会見を開き、ワールドカップ・ロシア大会壮行試合ガーナ戦(30日・日産ス)の日本代表メンバー27人を発表した。

 西野朗監督(63)は、ガーナ戦のメンバーから漏れた久保裕也(24=ヘント)について、所属のヘントがベルギーリーグのプレーオフを戦っていることを考慮したと説明。「もちろん、戦力として考えておりますし、追加は十分考えております」と追加招集の可能性を示唆した。

 西野監督は質疑応答の中で、久保の落選の理由を問われると「久保に関しては自クラブで27日までプレーオフというシビアな日程。最後に入る、入れないは今週決定する。クラブに対して、オフィシャルな非常に大切なゲームに対して、状況によっては追加招集もかなう段階。クラブに影響を与えるような形でリストを出したくない」とヘントに配慮したことを強調。その上で「もちろん戦力として考えておりますし、海外組には幾つかある…それが久保の状況」と説明した。【村上幸将】