国際親善試合キリンチャレンジ杯(22日、日産ス)で日本代表と戦うコロンビア代表のケイロス監督が21日、日産スタジアムで前日記者会見を行った。

日本戦がコロンビア監督としての初陣となるケイロス監督は「正直まだ何もできていない。オーケストラに例えるとチューニングしている段階」と、仕上がり具合についての質問には苦い表情。コロンビアメディアからはシステムに関する質問も飛んだが「選手にもまだ伝えていない。日本のメディアもいるからここでは発表はできない」と言及を避けた。

さらに「選手にはいつも『フレンドリーマッチは、建前であって存在しない。代表のユニホームを着たらプライドを懸けて戦え』と言っている。W杯ロシア大会での日本との試合は良い結果ではなかったし、日本の力を甘く見てはいけない」と、あくまで本気で戦う姿勢を示した。

同監督はJリーグの名古屋監督や、イラン代表の監督を務め、日本をよく知る。