東京五輪世代のU-24日本代表は29日、アルゼンチン代表と26日に続いての国際親善試合に臨む。

0-1の敗戦から一夜明けた27日は千葉県内で練習後、福岡へ移動した。前戦は出番がなかったチーム最年少のDF中野伸哉(17=鳥栖U-18)がオンラインで取材対応し「練習からひとつひとつのプレーのレベルが高い」と、刺激を受けていることを語った。

長らく最年少だったMF久保建英の2学年下。今回の活動では久保から「自分も先輩に敬語じゃないから、敬語使わなくていいよ」と緊張をほぐす言葉をかけられた。24年パリ五輪世代で、東京五輪開催の決定時は小学5年生。「全然意識していなかった」という立場から、挑戦権を手にした。チームで生き残るため「オーバーラップからのアシストなどを武器にしたい」と、謙虚な口調で語った。まずは南米の強豪とのリベンジマッチで出番をつかみ、存在感を示すことが本大会出場への第1歩となる。