森保ジャパンの相手は、オーストラリアか韓国か-。どちらが同組になっても厳しい戦いが待ち受ける。2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会のアジア最終予選の組み合わせ抽選が7月1日に行われる。

日本は同じ第1ポットの強豪イランと同組にならず、第2ポットのオーストラリアか韓国のいずれかと同組となる。最終予選は9月から来年3月までホームアンドアウェー方式で行われる予定。抽選で、7大会連続のW杯出場を目指す日本の進むべき道が定まる。

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中国警戒 第4ポットの中国は厄介な相手となる。国として代表強化を推し進め、5人の国籍変更選手がいる。元アーセナルのMFイェナリス、元エバートンのDFブラウニングというイングランドの世代別代表経験のある2人に加え、広州FC所属のブラジル出身FWエウケソンら3人が2次予選突破に大きく貢献した。19年11月にイタリアの名将リッピ監督が退任したが、エバートンでプレー経験のある李鉄監督を新たに迎え、2次予選は最終節のシリア戦に3-1で勝利してA組2位となり、最終予選進出を決めた。

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◆W杯カタール大会アジア最終予選 2次予選を突破した12チームをランク付けし、6つの「ポット」に分け、抽選で2組に分けて出場権を争う。各組2位までが本大会出場権を獲得し、各組3位同士によるプレーオフの勝者が大陸間プレーオフに進む。