日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(64)が21日取材に応じ、20日の国際サッカー連盟(FIFA)の会合で討議した、W杯隔年開催案について「全然決められない状況で、最初から投票もしないし、何か方向性を見ることもなく昨日は終わりました」と説明した。
隔年開催による収益増加のデータが出されたが、まだ詳しい各国への分配方法などは提示されていない状況。「そういうところも含めて、それがないと、僕らもイエスもノーも言えないというのはずっと言ってきている通りです」と変わらぬ姿勢を示した。日本サッカー界への影響には「いい面もあるのは分かってます。4年に1回というのが2年になることで、より世界との差を縮めていける、そういうことにもつながる」とプラスの側面にも言及した。
FIFAの姿勢については「やりたいという方向でのプレゼンだったなと思っています。昨日は決められないけど、こう説明しましたという、いろいろ決める時のような、いわゆる布石にはなっているとは思いますね」。一方で、各国による単純な多数決で決めるのは妥当でないのでは、とも話した。「UEFA(欧州サッカー連盟)、CONMEBOL(南米サッカー連盟)、そこからしか優勝したチームってないんじゃないかな。そういうところが、参加よしと思ってこそ、この大会が成功するわけで。みんなが喜んで2年に1回のW杯に参加し、やれるというような、納得することが必要だと思ってます」。主要国など大多数の匡が納得した決着になることを願った。

