W杯アジア最終予選の中国戦(27日)、サウジアラビア戦(2月1日、ともに埼玉)に向けたサッカー日本代表の活動に招集された国内組が、コロナ対策のため終了後に2週間の隔離に入ることについて、日本協会の田嶋幸三会長(64)とJリーグの村井満チェアマン(62)が連名で緩和を求める嘆願書を政府に提出する方針を固めた。13日の日本協会の技術委員会後に反町康治技術委員長が取材対応し「是非とも何とかしてもらいたいということでお願いをする状況」とした。

サウジアラビア戦後に隔離となるため、2月12日の富士フイルム・スーパー杯を戦う川崎Fと浦和から選手が招集された場合は、この試合には出場できなくなる。Jリーグの開幕直前までチームに合流できなくなるため、FW大迫勇也が所属する神戸の三木谷浩史会長が自身のツイッターで猛反発。反町技術委員長は「これまで(対策を)厳粛にやってきた。評価していただき、変えてほしいと強く思っている」と話した。